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| プロフィール |
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Author:watanabeGNH
渡部 博行(わたなべひろゆき) 結婚指輪・婚約指輪プロデューサー、株式会社GNH代表 1961年生まれ、 早稲田大学商学部卒業 ’84年住友金属鉱山入社 ’88年よりトレセンテへ出向しブライダルリングの開発、PR等に従事。 代表作は婚約指輪フローラ。 ’07年ニッセンへのM&Aを巡り住友商事と対立、トレセンテを離れる。同年、株式会社GNHを設立、消費者の立場に立った結婚指輪、婚約指輪を開発する。 運営サイト : MarriagedMarriade BestChoice婚約指輪 BlaCykel結婚指輪
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| 伊勢丹ブライダルカタログから婚約指輪の今後を思う |

以前は百貨店1Fのアクセサリー売場の花形と言えば、婚約指輪(エンゲージリング)だった のです。何しろ他の商品より単価が高いので売れれば大きい。それなりのスペースをしめて いました。ところが、今の伊勢丹の売り場での主役はファッション性の高い、クリエーター系 のジュエリー、アクセサリーです。大ぶりで、イエローゴールドの商品も多いのでとにかく目立つ。 写真は、そのカタログですが大きさもブライダルカタログの2倍あるし、内容も素晴らしい。 売場ではこちらばかり目立ち、ブライダルカタログは日陰の存在でした。
ブライダルカタログの婚約指輪(エンゲージリング)を見ると、一粒のダイヤモンドを主役に したベーシックなデザインのものもあるけれど、クリエーター系ブランドを中心にダイヤモンド よりもファッションを打ち出したものも出てきています。このカタログにはお決まりの4Cの説明も ないし、伊勢丹においては、”婚約指輪を買う=ダイヤモンドを買う”が崩れてきた印象です。
それでも、”ダイヤモンドを求める”カップルは少なからずいるわけで、彼らはセミオーダーで ダイヤモンドを打ち出しているブライダル専門店へ向かうしかない。ジュエリー業界が深刻な 不況の中、”シライシ・アイプリモ”が伸びている要因のひとつはそこにあると思います。
伊勢丹のブライダルリングカタログから、ダイヤモンドの婚約指輪が消える日が来るのでしょうか。
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| 風と去った婚約指輪(英国編) |
風船に婚約指輪を忍ばせた男性、風で指輪ごと失う
[ロンドン 14日 ロイター] 恋人にプロポーズしようとしたロンドン在住の男性(28)が、婚約指輪をヘリウムガスの入った風船の中に隠したところ、突風で風船が飛ばされ、指輪ごと失ってしまうという出来事があった。 男性は、14日付の地元紙に「空高く上っていくのをただ見ているしかなかった」とコメント。「大枚をはたいたのに、大間抜けだ。ガールフレンドにこてんぱんに批判されることも分かっていた」と語った。 予定では、女性にピンを渡して風船を割って指輪を見つけてもらい、プロポーズの言葉を伝えるはずだった。男性は「起こったことを話さざるを得ず、彼女はかんかんで、新しい指輪を買うまで口も利いてくれない」としている
16日の午後に配信されたこの記事。すぐにYahooのニュースに出た(17日に”婚約指輪”のYahoo検索数は通常の2倍以上ありました)し、17日のJ−WAVEの番組でも紹介されていました。いかにも、イギリスという雰囲気の小ネタです。
しかし、考えようによっては、この程度の事件が世界に配信されるのだから、婚約指輪への関心の強さは 日本だけではないのですね。いったいどんな婚約指輪だったのだろう。
婚約指輪を渡す際の演出、考えちゃいますね。 購入したお店の販売スタッフに協力してもらうのもひとつの手ですよ。
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| マイナス情報が出てこない理由の一例 |
”婚約指輪、結婚指輪に関して、マイナス情報は極めて出にくい(特に婚約指輪)”というのは、以前からの私の見解です。特に婚約指輪(エンゲージリング)に思い入れの深い女性の場合、感情が論理を蹴とばすことがあるので、なかなか難しい局面を招いてしまいます。
前回ご紹介したOZモール(OZマガジンという女性情報誌が母体)の”ウェディングクチコミ掲示板”で 最近わかりやすい例がありました。こちらをご覧ください。【リング】の2月19日付、”やっぱり納得がいかない・・・。”というタイトルの書き込みです。
この内容は”有名店(特に名は秘す)で見つけた、ダイヤが0.88カラットのハーフエタニティータイプの指輪を、数字も末広がりで良いと思い彼に購入してもらったが、サイズが小さい指輪を別に作ってもらったら、ダイヤが0.84カラットになってしまい、とてもショックを受けた”というもの。それについて、6人がコメントを入れているんだけど、結局、購入時の確認や、ネット上のコミュニケーション能力に不手際があった購入者が悪いというような雰囲気になっている。いやー、コワイコワイ。
この場でどっちが悪いなんてオソロシクテ論評できませんが、一つだけ確かなことは、0,88カラットのリングより0.84カラットのリングの方が製造原価が5千円前後安いということです。(もっとも、0.92カラットになって出来上がって来ても不満だったのだろうけど)
この掲示板もずいぶん昔(7年ほど前?)から見ているけど、自分が婚約指輪を買ってもらった店のダイヤモンドが世界一きれいだみたいなことを、何度も主張する人がいたり、いろいろあったなあ。婚約指輪は女の子の憧れだし、関西方面では縁起ものでもあるので、誰でも自分たちが購入した店や、お気に入りの店のマイナス情報を目にするのは極めて不快でしょう。その気持ちはとても良くわかります。しかし、マイナス情報が出てこなかったり、たまに出てもこのような扱いを受けてしまうことが、結果として市場健全化の阻害要因になっていることも事実なのです。つらいことではあるけれど、マイナス情報もあり得るというのが健全な姿だと私は確信しています。
例えば、ウェディングウォーカーというサイトのこの4000件近いコメントを皆さんはどう考えますか。
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| WEBで情報収集が難しくなってきた |
婚約指輪、結婚指輪の情報を収集しようと考えた場合、どうしたら良いでしょう。
ひと昔前ならば、とりあえずゼクシィでも見てみるかということだったでしょう。5年ほど前から、 WEBでの情報収集が一般的になり(首都圏のゼクシィは重いしね)、男女差や地域差はあるものの WEB情報が最も重要になりつつあるようです。 ゼクシィの記事のほとんどは、発行元であるリクルートお得意の記事広告(企業側がお金を出している) です。WEBの情報は、企業の広告もあれば個人が発信するブログ情報もありで、バラエティーに富んでいます。その分、内容が必ずしも正しいとは限らないので、読む側の取捨選択能力が必要になります。
ところが最近、WEBで良質な情報を集めるのが難しくなってきたのです。理由は二つあります。
まず、ブログが、WEBでの検索結果上位表示のための道具として使われるようになったこと。 例えば、私が在籍していたトレセンテをGoogleでブログ検索すると、とんでもない表示になります。 以前だったら、実際に購入されたお客様の心温まる記事が多かったのに・・・。 ブログの日付が12月中旬に集中している(buzzmoの表記あり)のは、サイバーエージェントの子会社が宣伝記事の内容を配信して、200件以上のブログを書かせているのです。(1件書くと100−200円くらいもらえるのが相場のようです。)しかし、たとえ宣伝でもまともな文章ならましな方か。、”婚約指輪””結婚指輪”等の単語が適当に散りばめてあるインチキブログはどうにかならないのだろうか。このようなブログが激増しているので、有益な情報をブログで探すのは大変になりました。
次に、Googleで小遣い稼ぎのアフェリエイトサイトが上位表示されるようになったこと。 Yahooの場合は、登録サイト(多くは個々の店舗、ブランド)が上位表示されますが、Googleは公共的なものを上位表示させようという考え方もあるようで、個人が作成した情報集もどきが含まれてしまうのです。 その多くは、中の広告をクリックしてもらうことにより小金を稼ごうというサイトなので内容は乏しいし、そもそも誰が書いているのかすら表示していないものも少なくない。
結局のところ、ブライダル関係というのがお金になるので、小遣い稼ぎの場になっちゃったのですね。
顧客ベースの情報発信として、使いやすい掲示板ですが、現在はOZモールのクチコミ掲示板があるくらい。会場ならウェディングパークの口コミ情報はかなりの量で使える情報だけど、ブライダルリングは扱っていない。以前は、ゼクシィネットの掲示板が栄えていたけど、廃止されてから店舗情報がほとんど見られなくなった。代わりになる掲示板が作れればいいのだけど。
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| 梅田阪急に見る2008年最新婚約指輪事情 |
百貨店の中で、ファッションに関しては東の伊勢丹、西の阪急が断然の存在と言われておりますが、それはジュエリーでも同じこと。2月2日(土)に梅田阪急に行く機会があり、最新のブライダルカタログも入手したので、そのレポートです。
土曜日の午後3時という時間帯でしたが、1Fのアクセサリー売り場の人はまばら。4℃で結婚指輪を購入しているカップルはいましたが、それ以外にブライダルリングが動いている様子はありませんでした。天下の梅田阪急ですらこれでは、世間全体の動きが良いわけはありません。クリスマスに需要を先食いしてしまった反動がまだあるのかもしれません。
さて、発行されたばかりの最新ブライダルカタログ。以前は提携関係にあった伊勢丹と共同で発行していたこともありましたが、2011年には伊勢丹・三越連合と阪急・阪神連合が梅田で大激突することが決まっているので、もはや提携関係にはないようです。ページをめくり最初に登場するのがMAKRI(マクリ)というギリシャのデザイナーブランドとShaesby(シェイスビー)というアメリカのデザイナーブランド。いわゆるクリエイターものですね。ゴールドにしては価格も高いし、実売よりもイメージを重視してトップに起用したのでしょう。以前だったら4℃やヴァンドーム青山がトップだったろうに、時代は変わるのです。
次に日本のクリエーター系、yoshinob(ヨシノブ)、RUDIADA(ルジアダ)が続きます。どちらもかなり個性的なデザインの婚約指輪です。価格はおおむね30万円以上とやや高め。以下、agete(アガット)、NOJESS(ノジェス)、AHKAH(アーカー)、Samantha Tiara(サマンサティアラ)とかわいい系のアクセサリーブランドが並びます。こちらの婚約指輪は20万円台からもありますが、NOJESSの10金63、000円のエタニティーリングを起用しているのにはびっくりです。
おなじみの4℃、ヴァンドーム青山、組曲等が登場するのは後半。スタンダートなタイプの婚約指輪は少なく、個性的なデザインを集めています。
これらから、婚約指輪の2008年最新トレンドをまとめると以下の通りです。
・ クリエーターブランドを中心に個性的なデザインが増え、従来の婚約指輪の概念を変えている。 ・ プラチナ価格の高騰もあり、ゴールドの婚約指輪が急増している。ゴールドの色身もホワイトゴールドだけ ではなく、ピンクゴールド、イエローゴールドと多彩に。 ・ 婚約指輪の価格は二極化しているが、10万円台前半の手頃な価格の商品が増加している。 ・ 個性化の流れで、ハートシェイプのダイヤモンドを使った婚約指輪も見られる。
次回は、結婚指輪編。
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