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| プロフィール |
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Author:watanabeGNH
渡部 博行(わたなべひろゆき) 結婚指輪・婚約指輪プロデューサー、株式会社GNH代表 1961年生まれ、 早稲田大学商学部卒業 ’84年住友金属鉱山入社 ’88年よりトレセンテへ出向しブライダルリングの開発、PR等に従事。 代表作は婚約指輪フローラ。 ’07年ニッセンへのM&Aを巡り住友商事と対立、トレセンテを離れる。同年、株式会社GNHを設立、消費者の立場に立った結婚指輪、婚約指輪を開発する。 運営サイト : MarriagedMarriade BestChoice婚約指輪 BlaCykel結婚指輪
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| 結婚指輪のホワイトゴールド化とメッキ問題 |
プラチナ価格が高騰し、多くのブランドが結婚指輪、婚約指輪の価格を値上げ。ダイヤの入らない、プラチナ地金だけの結婚指輪でも、ペアーで30万円を超えるものも出てきています。結婚指輪の平均単価は、10年前に10万円以下だったのですから、ものすごい変化です。メーカーの論理では、原料代が上がったのだからやむを得ない値上げということなのですが、世の中には妥当な相場というものもあります。プラチナよりも価格が手頃なゴールド(K18)が結婚指輪の素材として見直されるのも当然でしょう。
18金(K18)は75%の金を含んでいて、残り25%の金属の配合で色が変わります。一般的なイエロー ゴールドは銀と銅がほぼ半分。銅の比率を上げると赤味が増し、ピンクゴールドになります。ホワイトゴールドは、パラジウムという金属を7%以上含有させることにより、色を白くしたゴールドです。
ホワイトゴールドはまっ白ではないので、ロジウムという金属で表面をメッキします。メッキという言葉にはあまり良い印象がないので、ロジウムコーティングとかロジウム処理とか言い換えることが多いです。
ジュエリーの本場であるイタリアでは、ある意味、割り切っていて、イエローゴールドの上にロジウムメッキをして白く見せることも普通に行われています。金を75%含んでいることに変わりはないのだから、何の問題も無いだろうという考え方なのでしょう。
日本の場合、”メッキが剥がれる”というネガティブな表現のせいでしょうね。ホワイトゴールドのロジウム メッキに関しても”メッキが剥がれること”を心配される方が少なくありません。ホワイトゴールドの結婚指輪 を検討される場合のひとつの懸念材料かもしれませんね。
パリパリと剥がれるロジウムメッキ、過去に1度だけ見たことがあります。これはイタリアから輸入した18金のチェーンに国内でロジウムメッキされたもので、チェーンの表面の洗浄が不十分なのにメッキされたため、本体から剥離してしまったのです。これを見た時は、本当にびっくりして、鉱山会社の研究所に調査を依頼したくらいです。
もっとも、これは非常に珍しい例だと思います。一般的に問題となるのは、部分的に表面が摩耗して、ベースの真っ白でない18金が露出してしまうケースです。これも、かなり使い込まれたジュエリーの場合に限られますが、対応は簡単で、全体を軽く研磨してから、再度ロジウムメッキをすると新品同様にきれいになります。この処理は新品仕上げやリフレッシュ仕上げと呼ばれていて、費用もさほどかかりません。
でも、これが不可欠なこととも思いません。表面が摩耗するくらいの指輪ならば、全体に無数の小さな傷がつき、良い味を醸し出しているはずです。最初の真っ白でピカピカな状態ではないけれど、それが二人の結婚指輪の歴史だと思うのです。もちろん、ピカピカの指輪で気持ちを新たにするのも素敵ですけど。
と言う訳なので、ホワイトゴールドの結婚指輪もご心配なく検討されることをお勧めいたします。
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